企業看護師 必須アイテム

企業で働く看護師の必須アイテムとは?

企業で看護師として働く上での必需品、定番アイテムはどんなものになるのでしょうか。医療機関に勤務している看護師には仕事上絶対必要となる持ち物があります。時計、聴診器、体温計、ハサミ、医療用テープ、三色ボールペン、ペアンなど、他にもいろいろありますが、看護師の方々は常にこういったものを常備していますよね。

 

このような看護師の必需品に関してはみなさんよくご存知だと思いますので、医療機関勤務の看護師の必需品に関しては触れません。「企業で働く場合の看護師、一企業人」という観点で記事をお読みください。

 

まず、一企業人として必要になるアイテムとして、手帳やスケジュール帳といったものが挙げられます。「パソコンにメモ・記録できるのだから手帳やスケジュール帳などいらないのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、手帳などは看護師としての立場でも会社では必要になります。例えば、現場巡視などでは気づいた点をメモすることも多々ありますし、医務室以外での社員との会話の中でもメモする状況は出てきますよ。また、上司との対話からメモすべきことが出てくるのは企業人の常識です。あと付随するボールペンなども当然必需品になります。

 

企業で働く看護師は産業保健活動を会社内で行うわけですから、関連する辞書や専門書などを数冊手元に置いておくことも大事かと思います。特に企業で働き始めて日が浅い方には必需品だと思いますよ。仕事をしていく上で分からないことは必ず出てきます。こんなときに手元に専門書があればすぐ調べることができますからね。定期購読できる産業保健関連の書籍もありますので、できればこれも常備したいものです。

 

最初に述べた医療機関勤務の看護師に必要なものは、企業で働く看護師にも必要になります。企業内で医療的処置が全くないというわけではありませんからね。ただし、企業によってはビジネススーツ的なものを着る場合もありますので、ポケットにいろいろ詰め込むわけにはいかない状況も考えられます。ここは創意工夫してみましょう。

 

服装などは企業によっていろいろなので、ここでは触れませんが、女性という立場で最後一言付け加えておきます。ハンドクリームや薬用リップクリームはあると便利ですよ。室内勤務が多くなる企業看護師は肌が乾燥しがちですし、人によっては指先が荒れる場合もあります。こんなときにハンドクリームやリップクリームはとても重宝します。ある意味、必需品だと思います。

 

蛇足になりますが、企業で働く看護師は事務仕事もかなり多くなりますので、電卓などはお忘れなきよう!